KDDI Mobile x H2O WirelessのSIMをau版iPhone5sで使った

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はじめに

渡米するにあたりプリペイドSIMを探していたところ、AT&TのMVNOであるH2O WirelessのSIMカードをAmazonで見つけた。
AT&T系のSIMカードは以前からSIMロックのかかったau版iPhoneで使用できる[1]と聞いていたため、au版iPhone 5sで使用してみた。
n番煎じではあるが、備忘録兼レポートとして時系列に沿って書き起こしてみた。

SIMは日本Amazonで購入

H2OSIM@AmazonJP

AmazonJPにて2017/3/2にSIMを購入した

所謂スターターキットと呼ばれるもの(未開通のSIMカードのみ)が\152と格安だったので迷わず購入。

簡易包装だが、しっかり物は届いた。

購入するまで気が付かなかったが、事前に利用ガイドをダウンロードすることが出来る[2]。
日本語かつ非常に丁寧な説明書なので、一通り目を通しておくといいかもしれない。

アクチベートは旅行前にオンラインで完了

SIMカードが届いたら開通手続きを自分で行った。

1, マイアカウントの登録

ここから登録

2, 料金プランをえらぶ

マニュアルには書かれていないが、電話番号発行時に選択する必要があるので、この時点で決定しておく必要があった。
プラン一覧の中から私はMONTH LTE PLAN $50にした。

 

H2O Wireless料金プラン

契約当時はキャンペーンを実施しており、安価に大容量プランに加入できた

利用可能期間:30日間
月額基本料金(税込):$50
アメリカ国内通話:無制限
固定電話宛の国際電話※:無制限
国際無料通話料※:$20相当
アメリカ内SMS:無制限
データ量:10GB(キャンペーンによるもの)
国際SMS:無制限

3, 電話番号発行手続き(SIMカードのアクティベート)

1で作ったID,パスワードの控え、SIMカード台紙を用意し、アクティベーションページから必要事項を入力して完了

アクティベートから24時間以内に料金プランの決済をする必要あり

4, 料金プランの決済

最後に決済である。

“30日毎にその都度決済”と、”30日毎に自動決済”が選べる。
30日以内の渡米だったので前者で。

5, APNの設定(渡米後Wi-Fiに接続して)

渡米後にiPhoneの機内モードをオフにしたところSMSが届いたので、空港のFree Wi-Fiに接続してAPNをインストール。
即時使用可能ではないものの、ほとんどの空港にFree Wi-Fiがあるため心配しなくていいと思う。

使ってみての感想

SIMロックのかかったiPhone5sで利用可能なことを実際に確かめることができた。

北米で使用されている周波数帯は独特であり、日本のSIMロックフリー端末の多くは実質LTE非対応である。かといって、北米版を購入するのは手間だし値が張る。
au版のiPhone + 日本で準備ができるH2O Wireless SIMの組み合わせは手軽かつ安価に準備できたため、渡米者に是非オススメしたい。

覚えておきたいこと

データ残量確認

ダイヤラーから 7771# → 発信
下記マイアカウントからでは具体的なデータ容量を確認できなかった

無料国際通話の残料金確認

マイアカウントからBOLT IDを入力し確認
https://www.kddimobilesim.com/pageControl.php?page=myaccount

注意したい点が2点

1, テザリングができなかった

テザリングが出来なかった

Nexus6にH2O SIMを挿してテザリングを有効にしようとするとエラーが出た

公式ページでも言及されておらず、注意が必要である。

2, ローミングパートナーには非対応

公式のサービスエリアのページにも赤字で注意書きされているが、AT&TのローミングパートナーにはこのSIMでは接続できない。
都市部だけの訪問なら問題はないが、郊外へ行く予定がある場合は注意が必要である。
(後日別記事にて記載予定)

 

参考リンク

    1. au版iPhoneは「アメリカAT&Tだけ」SIMロックフリーだった by 石川 温 | 週刊アスキー (17.04.18 閲覧)
    2. H2O by KDDI Mobile ご利用ガイド (Ver.201608) | KDDI Mobile x H2O Wireless (17.04.18 閲覧)

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ほりぴー
アマチュア無線好きとケータイ好きが合わさって携帯基地局好きになりました。