ドコモのiPhone6と今後のネットワーク

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この企画は各キャリアの今後のネットワークがどうなるか予想しようというものです。

私の個人的な意見で書いています(意見には個人差があるのでその辺はご了承ください)

 

まずiPhone6について

先日各キャリアからiPhone6が登場しましたが、ネットワーク面での進化は
・Cat.3→Cat.4
・CA対応
・VoLTE対応
・B41(AXGPとWiMAX2+)対応
・ソフトバンクのB8(900MHzプラチナLTE)対応
ですね。iPhoneは日本でバカ売れの端末ですから、キャリアのモバイルネットワークに与える影響は相当なものです。
そこで、iPhone6のことをを中心に考えながら各キャリアの今後のネットワークについて考えていきたいと思います。

ドコモ編

ドコモ版iPhoneの対応LTEバンドはB1, 3, 19(2.1GHz, 1.7GHz, 800MHz)です。
Androidに搭載しているB21(1.5GHz)はiPhoneにはないのでいわゆる高速化のためのバンドはB3だけとなります。
B21は東名阪のトラフィック吸収はもちろんですが、東名阪以外(地方)の高速化に使われています。
ただ、地方のB1は112.5MHz化されつつあるので、B21がなくても地方で使うのにそこまでネガな印象は抱かないはずです。
意外と問題なのは東名阪の方で、B3はなくB21はあるエリアでB21を掴めずにB1/19に落ちて快適に通信できなかったり、場合によっては弱電界のB3を引っ張り続けたりするというケースが出てくるかと思います。
しかしこの問題も11月ごろにB3のエリアが一気に拡大するはずなのでだいぶ気にならなくなるでしょう。

 

また、ドコモはB1_21やB3_19のCAを行う予定ですが、Cat.4のiPhone6ではCAできません。
ただ、B3はCAなしでも150Mbpsですし、ごく一部の田舎ではB1の150Mbpsも始まる予定ですからCAができないからといって他社に負けているということはないでしょう。

 

VoLTEに関してですが現状iPhone6はドコモのVoLTEに対応していませんね。
これはApple側でドコモVoLTEのフィールドテストをしてからでないとVoLTEに対応させないというAppleの方針のせいならしく、発売と同時にVoLTEに対応させたかったドコモとしては痛手でしょう。
対応を楽しみに待ちましょう。
ドコモの今後の課題としては、都市部に関してですが
  1. いかにうまくB3/21にトラフィックを逃すかのチューニング(B3/21はあくまでも高速化用バンドとしての扱いなのでB1/19の電波状況が悪くならないとB3/21にハンドオーバーしないため、「どの程度電波状況が悪くなったらMeasurement Gapを起動させて、さらにその後B3/21を掴みに行かせるか」のチューニング)
  2. LTEの穴をなくす
  3. アドオンセルによるCA基地局の増加(さらなる最高速の高速化)

VoLTEのパラメータ設定などは上手くできている気がします。

地方部の課題としては何と言ってもエリアの拡大ですが、東日本に関して言えば、B28(700MHz)とB19(800MHz)の拡大を同時にやりたいらしく、残念ながら遅れています。
あと、トンネル局のLTE化も頑張って欲しいですね。

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