CEATECに行ってきた2【CarPlayは微妙?】【SPH-DA700簡易レビュー】
前回に引き続き、CEATECのレポートです。
今回はクルマに関係のことをレポートしたいと思います。
AppleのCarPlayレビュー
今回、日本で初のCarPlay対応モデルとなるカロッツェリア(Pioneer)のSPH-DA700を触ることが出来ました。
仕様はEngadgetさんによくまとまっています。
http://japanese.engadget.com/2014/10/06/carplay-av-sph-da700-mixtrax/
SPH-DA700はあくまでもAVユニットということでナビゲーション機能は内蔵されておらず、AppleのCarPlay対応機種と接続することで初めてカーナビゲーションになります。
オーディオ機能などはカロッツェリア側で用意したものを使い(CarPlay内のオーディオ機能も使えます)、ナビは完全にApple任せとなるわけですね。
さて、使ったみた感想ですが、あくまでもSiriでの音声操作に主を置いておいて、良く言うとドライバー思いの安全仕様なのですが、停車中に使ったり助手席の人が使ったりすることを考えるととても不便な仕様となっています。(iPhone側で操作すればいいという考え方もありますが)
(余談ですが、SiriはAppleと通信してるはずなので、圏外の場所でどういう挙動になるのか気になったので聞いてみたところわからないと言われました。)
具体的に例を挙げると、
- 受信したメッセージ(メール)は画面上で見ることができず、あくまでも音声読み上げのみ
- 地図のズームはマルチタッチはもちろん、ダブルタップも不可。拡大・縮小ボタンを押す古典的なタイプ(HW自体はマルチタッチ対応)
またさっきも言ったように、CarPlayはあくまでもApple側で用意したものなので、各メーカーがカスタマイズすることができず、もちろんVICSなども搭載させることができません。(GPSはカロッツェリア側で用意したものを使う仕様な模様)
通話中の様子↓
なお、*3001#12345#*のFieldtestは開けませんでしたw
新型デミオ超簡易レビュー
新しいデミオを展示していたのでさっと見てきました。
感想を羅列すると
- 内装の質感がこのセグメントではピカイチ
- オルガンペダルいいゾ^~これ
- 外装もなかなか良い
- マツダコネクトのソフトウェア、早く国産にして(いつ国産にするか聞いたらあしらわれました)
走りの面でも中谷明彦さんや清水和夫さんなどのプロドライバーが高評価していますし、期待できると思います。(やっぱりディーゼルモデルがほしい)
ECUをインターネットに繋げる時代
ECUをモバイル回線でインターネットに繋げてみようという展示があり、これがなかなかおもしろいものでした。
ECUをインターネットに繋げるメリットは
- ECUのソフトウェアアップデートを簡単にできる
- レンタカーなどを借りた時に、自家用車と同じシートポジションや電子スロットルの設定などをレンタカーに引き継げる
- その他クルマのリモート管理
などがあり、もちろんセキュリティ的な課題もあるとは思うですがなかなか面白い試みだなぁと感じました。