【用途別】ズバリおすすめ格安SIMはこれだ!
近頃、携帯の月額基本料を下げようということで格安SIM(以下MVNO)を契約している方が増えましたね。
そして、中には念入りに比較サイトなどを見て契約したつもりだったのに、いざ契約したら「通信速度が遅すぎる」という方も多いかと思います。
そこで今回、私の独断と偏見でおすすめのMVNOを紹介したいと思います。
MVNOはカタログスペックだけで比較せずネットの評判を見よう
以前にも当ブログで取り上げましたが、ざっくり言うとMVNOはMNO(例えばドコモ)から帯域を買ってサービスしているので(※)、いくらカタログスペック上で速くても、MVNO業者が購入した帯域がトラヒック(要はユーザー数)に対して不足していると速度が低下して快適に通信できません。
(※実際にはMVNOとMNOの間にMVNEが存在してそこからの卸など何種類かある)
例えば、先日b-mobileが速度・通信料無制限SIMのサービスを開始しましたが、予想通り帯域が不足し、「pingが1000ms超えた」「下り1Mbps程度しか出ない」といった声がネット上に挙がっています。
他に、「OCNのSIMを契約したが遅い、ターボモードにしても速度が変わらない」などカタログスペックを信用して契約した方で後悔している人がたくさんいます。
じゃあどれを契約したらいいの?
私の独断と偏見ですが、ズバリ
一般ユーザー→IIJmio
データ通信量無制限がいいユーザー(通話はしない)→ぷらら無制限
au端末で使う方→UQ mobile
一般ユーザー(月の通信量~約7GB)はIIJmioでOK
IIJmioホームページ
amazonのページ
ポイント
- IIJmioはMVNOシェア2位
- 速度はもちろん安定していて、みおぽんというアプリで高速化クーポンのオンオフを容易に切り替え可
- クーポンのデータ容量を使いきって規制がかかっても、読み込み始めはバーストがかかって速い
- サポート・端末動作確認なども充実
ポイントにもあるように速度やサポート面ではピカイチかと。
唯一の欠点は公衆無線LANがないことですが、公衆無線LAN(Wi2)が使いたい方はBIC SIMがあります。
ただ公衆無線LANは快適に通信できないことが多いので過度な期待は禁物です。
それに関してはこちらの記事の最後のまとめを御覧ください。
無制限SIMが欲しいユーザーはぷららの無制限SIM
ぷららSIMホームページ
amazonのページ
ポイント
- 通信速度は最大3Mbps
- 通信量は無制限
- 音声付きは残念ながらなし
いくつか無制限のサービスはありますが、ぷらら一択かと。
サービス開始直後は速度が遅いという話がありましたが、今では回線増強や過度なトラヒックを流す過激派ユーザーが減ったことにより快適に通信できるようです。
(※無制限である以上回線速度がいつ不安定になるのかわからないので玄人向けかなというのが本音)
auの端末で使います!という人はUQ mobileとmineo、どっちがいい?
正直、UQ mobileは開始直後で未知数なところがありますが、KDDIグループなUQでやっているわけですから速度には期待できるのではないかと。
また、料金も安いですし、個人的にはUQを推しておきます。
ちなみに:端末選びのポイントは……
- ドコモ系のMVNOで使う場合
さすがにXi非対応なFOMA端末は今ではもうキツいかと思います。
そして、田舎で使うならBand19(800MHz帯)、都会で使うならBand3(1.8GHz帯)またはBand21(1.5GHz帯)に対応した端末を選ばないと快適に通信できないはずです。
さらに言うと音声通話も使う方で田舎によく行く方はFOMA Band6(いわゆるプラスエリア)に対応しているものを選ぶべきです。
近頃、Ascend mate7やG6が人気ですが残念ながらプラスエリア非対応です。
- au系のMVNOを使う場合
iOS端末はやめたほうがいいです。というかiOS8以上は通信できないです。
また、Band18/26に対応している端末じゃないとLTEエリアが狭くてキツいかと思います。
そして、音声通話には1xに対応した端末が必要なので注意。
まとめ
正直言って自信がないなら下手に格安SIMには手を出さずに大手キャリアを契約したほうがいいのではというのが本音です。
(そういえばMVNOはLINEのID検索ができないことを知らずに契約する人が多いらしいですね)
それでも契約したいなら……という方のために作成しました。参考になれば幸いです。
ちなみに私ならMVNOなんて契約せずにCB求めてMNO契約して端末売って回線だけ使います。