VAIO Phone BizはLTE-AdvancedはもちろんまさかのSoftBank ULTRA SPEEDにも対応
ついに真VAIO Phoneこと、VAIO Phone Bizが発表されました。
3G/LTEの対応バンドを確認してみると、
W-CDMA:Band1,6,8,11,19
LTE:Band1,3,8,19,21
に対応しており、LTE-Advancedのキャリアアグリゲーションにも対応しています。
ホームページ上には下り最大225Mbpsとありますが、恐らくCat.6端末なのでハード上は下り最大300Mbpsでの通信が可能と思われます。
追記:
CAの対応コンビネーションはCA_1-19, 3-19, 1-21
現在ドコモと相互接続性試験を実施とのこと
さらに面白いのはW-CDMAの対応バンドで、まさかのBand11に対応しています。
これはソフトバンクの1.5GHz帯、すなわちULTRA SPEED(DC-HSDPA)に対応しているということになり、3Gで下り42Mbpsに対応している非常に珍しい端末となります。
ただし、ソフトバンクのULTRA SPEEDは現在エリア縮小中、かつ21Mbpsへの速度低下が行われているのであくまでもネタ要素といったところ。
なお、バンドを見る限りドコモのFOMAプラスエリアやソフトバンクのプラチナバンドには対応しているようです。
また、デュアルSIM端末のようです(LTE+3GとGSM)
SIMカードスロットは基本的にMicro SIMのみとしているが、サポート対象外ながらNano SIMスロットも用意されている。しかし、こちらはmicroSDカードと排他となり、両スロットにSIMカードを挿した場合、一方はGSMで動作するため、両方ともLTEで使うことはできない。
いずれにせよ、auのBand18/26には対応していないためauで使うのは厳しい(そもそも使えるのか?)ですが、対応バンド的にドコモやソフトバンクで使うには持って来いの端末と言えます。