今度のFWAはソニーから。ローカル5G活用NURO Wireless 5Gを発表
ソニーワイヤレスコミュニケーションズ(株)は2021/11/29, ローカル5Gを活用したインターネット接続サービスのNURO Wireless 5Gを2022年春より展開することを発表した。
光ファイバ工事が難しい集合住宅をサービスの対象としており、Band 79のうち4800 – 4900MHzを活用し、屋外にアンテナを設置することなく屋内にレンタルのルータを設置するのみで利用可能としている。
Blog of Mobileのぱおぱお氏によると、2021年11月30日現在で東京都板橋区・神奈川県横浜市青葉区・埼玉県狭山市・大阪府茨木市の4区域で基地局が免許されているようである。
このような、宅内配線を無線で代替するインターネット接続サービスは、東京電力とソフトバンクとが組んだスピードネットや、NTTのBフレッツ ワイヤレスファミリータイプなどが存在した。
ケーブルテレビ事業者もこのようなローカル5Gを活用したサービスに熱視線を送っており、住友商事・J:COMが2019年7月に行った実証実験が記憶に新しい。
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- “住商、CATV向け5G技術の実証実験を都内で公開“, 日本経済新聞 2019/07/18, (株)日本経済新聞社 2021/12/16閲覧