KDDI Mobile x H2O WirelessのSIMをau版iPhone5sで使った
はじめに
渡米するにあたりプリペイドSIMを探していたところ、AT&TのMVNOであるH2O WirelessのSIMカードをAmazonで見つけた。
AT&T系のSIMカードは以前からSIMロックのかかったau版iPhoneで使用できる[1]と聞いていたため、au版iPhone 5sで使用してみた。
n番煎じではあるが、備忘録兼レポートとして時系列に沿って書き起こしてみた。
SIMは日本Amazonで購入
所謂スターターキットと呼ばれるもの(未開通のSIMカードのみ)が\152と格安だったので迷わず購入。
購入するまで気が付かなかったが、事前に利用ガイドをダウンロードすることが出来る[2]。
日本語かつ非常に丁寧な説明書なので、一通り目を通しておくといいかもしれない。
アクチベートは旅行前にオンラインで完了
SIMカードが届いたら開通手続きを自分で行った。
1, マイアカウントの登録
ここから登録
2, 料金プランをえらぶ
マニュアルには書かれていないが、電話番号発行時に選択する必要があるので、この時点で決定しておく必要があった。
プラン一覧の中から私はMONTH LTE PLAN $50にした。
利用可能期間:30日間
月額基本料金(税込):$50
アメリカ国内通話:無制限
固定電話宛の国際電話※:無制限
国際無料通話料※:$20相当
アメリカ内SMS:無制限
データ量:10GB(キャンペーンによるもの)
国際SMS:無制限
3, 電話番号発行手続き(SIMカードのアクティベート)
1で作ったID,パスワードの控え、SIMカード台紙を用意し、アクティベーションページから必要事項を入力して完了
アクティベートから24時間以内に料金プランの決済をする必要あり
4, 料金プランの決済
最後に決済である。
“30日毎にその都度決済”と、”30日毎に自動決済”が選べる。
30日以内の渡米だったので前者で。
5, APNの設定(渡米後Wi-Fiに接続して)
渡米後にiPhoneの機内モードをオフにしたところSMSが届いたので、空港のFree Wi-Fiに接続してAPNをインストール。
即時使用可能ではないものの、ほとんどの空港にFree Wi-Fiがあるため心配しなくていいと思う。
使ってみての感想
SIMロックのかかったiPhone5sで利用可能なことを実際に確かめることができた。
- 画面は小さいがナビとしても活躍した
- AT&TのLTE Band2を掴んだ様子
北米で使用されている周波数帯は独特であり、日本のSIMロックフリー端末の多くは実質LTE非対応である。かといって、北米版を購入するのは手間だし値が張る。
au版のiPhone + 日本で準備ができるH2O Wireless SIMの組み合わせは手軽かつ安価に準備できたため、渡米者に是非オススメしたい。
覚えておきたいこと
データ残量確認
ダイヤラーから 7771# → 発信
下記マイアカウントからでは具体的なデータ容量を確認できなかった。
無料国際通話の残料金確認
マイアカウントからBOLT IDを入力し確認
https://www.kddimobilesim.com/pageControl.php?page=myaccount
注意したい点が2点
1, テザリングができなかった
公式ページでも言及されておらず、注意が必要である。
2, ローミングパートナーには非対応
公式のサービスエリアのページにも赤字で注意書きされているが、AT&TのローミングパートナーにはこのSIMでは接続できない。
都市部だけの訪問なら問題はないが、郊外へ行く予定がある場合は注意が必要である。
(後日別記事にて記載予定)
参考リンク
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- au版iPhoneは「アメリカAT&Tだけ」SIMロックフリーだった by 石川 温 | 週刊アスキー (17.04.18 閲覧)
- H2O by KDDI Mobile ご利用ガイド (Ver.201608) | KDDI Mobile x H2O Wireless (17.04.18 閲覧)
