【追記あり】WiMAX2+が春から220Mbps化!旧WiMAXはどうなる?
先日のEngadgetのインタビュー記事でKDDIがFDDで225Mbps、TDDで220MbpsのCAを始めることがわかりました。
http://japanese.engadget.com/2014/10/01/kddi-225mbps-220mbps/
FDDの方はBand1(20MHz)と18(10MHz)のCAになるでしょう。
Band1の20MHzは都市部で始められるのはまだまだ先かなーといったかんじです。
さて、TDDの方ですが、これは旧WiMAXの帯域30MHzのうち、20MHzをさらにWiMAX2+に回して、20+20MHzのCAをするというものです。
すでにAXGPが10+20MHzの165Mbps CAをしていますがそれを超えるということになります。
当然、Cat.6の端末が必要になるので現行の端末では非対応で、来春のモデルから対応ということになります。
来春からのモデルは、新規20MHzの帯域をプライマリにして、CAが必要になれば今ある帯域をセカンダリに。
iPhone6を含む残りの端末は今ある帯域に接続させればいいのでauからしてみたらトラフィック分散がとても楽ですね。
ところで旧WiMAXはどうなる?
上でも述べたように2+の220Mbps化で旧WiMAXの帯域は10MHzに削られてしまいます。
旧WiMAXは10MHz×3で吹いていて、3セクター局であれば3つのセクターで違う周波数を出し、オムニ局では隣り合う基地局で別な周波数を出すことで干渉を避けていました。
UQは高度な干渉対策技術とかなんか言ってるらしいですがはっきり言って帯域の無駄ですよね。
10MHzになって考えられる策は2つあって、
3.3×3MHzで下り最大13Mbpsにするパターン- 干渉を気にせず電波を吹くパターン
恐らく2番の方法を取ると思うのですが、速度低下は免れないでしょう。
追記:
1番ですがガードバンドがあるので3MHzくらいでやるのではという意見をもらいました。
また、2の方ですが周波数折り返し率N=1ではやっぱり使い物にならないのでは?
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0610/30/news001.html
という意見ももらいました。1と2どっちの方法になるんですかね。
旧WiMAXのユーザーは早く2+に移行した方がいいですね。